晴波diary

メモ帳の様に、感じたことをつらつらと書いています。

虹ヶ咲アニメ11話を見た話





こんにちは。

晴波です。




ァァァァァァァァァァァァァァァァァァ…つら


考察も何もないただの感情源泉垂れ流しです。ご了承ください、まあメモ帳ですし。


(以下本文)








11話、過去一でしんどい回でした。
いやもちろん同好会としてはお話はちゃんと進んでいて、スクフェスの開催はほぼ決まりましたし、璃奈ちゃんの友人の輪、彼方相手さんのバスケ部への縁、焼き菓子・服飾同好会といった他の部活動との繋がりが描かれていました。
璃奈ちゃんの3人友人達が各々ファミ通組を推しているのはとても微笑ましいです。クッキー可愛い!
更には東雲と藤黄、生徒会役員まで参加する描写がされていましたね。ひ、ひめのんさん…これは2次創作か??
今までの同好会の歩みを全て巻き込んで開催されるスクフェスは、正に虹ヶ咲アニメの集大成でしょう!いやー、上手い。脚本が上手い。
物語が丁寧に紡がれてきたおかげで、違和感もなく大勢の人が、スクールアイドルも学校の垣根も越えて集まってくる。素晴らしいの一言に尽きます。


で、、、からのBパート、、そしてラスト数分よ……。

エグい。エグくないですか?数分で全てを持っていってしまった。

歩夢も侑もせつ菜も、誰も悪くない。

全てが噛み合わずにああなってしまった。

というかこれまで全てが繋がってきたからこそなるべくしてなったというか。
1話から同好会は奇跡のような綱渡りをしてきて、一つ一つのピースが見事に繋がって今回で遂にスクフェスの開催許可まで取り付けました。
反面1話の最後から2話、3話、5話、…と少しずつ積もってきた歩夢ちゃんと侑ちゃんのズレがここに来て噴出するという。


正直回をまたがず今回で解決するのかと思っていたのですが、そんなことはなかったですね。
ピアノの事を歩夢が知らなかったのが致命的でした。
そして侑ちゃんから聴く前にせつ菜ちゃんから聴いてしまったことも。
侑ちゃん、多分歩夢に聴かれてたら正直に練習してると言っていたと思います。ですが、侑ちゃんの「夢」は恐らく皆んなor歩夢に曲を提供すること。
ピアノが下手な段階で、まだ自信が持てない状態で「夢」を語るのは身内にも恥ずかしかったんじゃないでしょうか。だから隠していた。というより侑ちゃんには隠しているという自覚すらなかったと思います。然るべき時が来たら当然歩夢に話すつもりでいたわけで、今回のラストが正にそれです。だから歩夢ちゃんは知らなかったし、侑ちゃんも聞かれなかったので言わなかった。
しかしそれがピンポイントで歩夢には駄目だったのが11話。
いやー、無理でしょ、。
他人の全てを知るなんて…。


でも今までずっと一緒に生きてきて共に「夢」を見るとまで言ってくれた人が、自分の知らない何かに変わっていく様を見る(歩夢ちゃんの視点では)のは、耐えがたいと思います。
歩夢ちゃん、どれだけ不安だったんだろうと思うと胸が痛みます。不安で不安で不安で不安で仕方なかったんじゃないでしょうか?
「違うよ」と強く言われた時の歩夢ちゃんの少し安堵した表情、本当に辛かった。もしあの時侑ちゃんが即答していなかったら、、お終いでしたよ。この関係は。


10話までを見て、自分は歩夢ちゃんの不安を侑ちゃんが解消してあげれば解決するのかなと思っていたのですが、不安に加えて嫉妬の感情も混じっていたので解決しませんでした。

次回予告を見るに、侑ちゃんはあの場で歩夢ちゃんを納得させる回答を出来なかったんでしょう。…どうやったら納得させられるの歩夢ちゃんをさ…??
12話ではせっつーが割と絡んで来そうですね?
意味ありげに見えるパスケースとかも気になる。どう解決していくのか楽しみです。


侑ちゃん、描写の上では少なくとも6話までは歩夢ちゃんの隣にずっといたし、当人も歩夢の隣にいるつもりだったんだと思います。
自分の「夢」を1番最初に打ち明ける相手、歩夢ちゃんのことを侑ちゃんが大切に思っていないわけがない。
歩夢ちゃんが侑ちゃんと「夢」を共に見ることを望んだ様に、侑ちゃんも歩夢ちゃんに一緒に「夢」を見て欲しかったんじゃないでしょうか…だから呼び出した。
既にどうしようもなくズレていたので今回では噛み合いませんでしたが…。



それにしても、押し倒してしまって、あんなに苦しい告白までして…。
次回、どのシーンから始まるんでしょうか?
そのまま続きから?それはとても辛い。
次の日から始まっても、あの場をどう収めたのか?となりますよね。ど、どうするのこれ…、
地獄だ…。

とても辛いので来週全て祝日にして欲しい。





以上、これは初見の感想です。

また明日2回目見たら追記するかもです。



【追記】2020/12/13 12:21

まだ2回目見れてないですが少しだけ。


歩夢の「夢」ってどういうことなんだろうと。本心の話ではなくて、11話タイトルとしての話です。
それで以下のように思いました。


歩夢の「夢」=

侑ちゃんの1番でいたい。

侑ちゃんにとって歩夢が特別なのは「違うよ」からも言質が取れている。

せつ菜よりも自分が大切だと。少し安堵の顔になっていることからも分かります。でもこれからは?""先""へ進む侑ちゃんは、他のみんなにも目を向けて進む侑ちゃんは、自分を1番に思い続けてくれるのか?
不安。「ピアノ」はその最たるもの。歩夢が知らなかった侑ちゃんそのものであり、歩夢の知らない未来=侑ちゃんの「夢」へ繋がるメタファーだから。

侑ちゃんの1番でいたい。

停滞した"今"のままならそれは恐らく叶う。

だから未来の話を恐れている。だから""先""へ進む侑ちゃんの「夢」を拒絶した。



と自分は解釈をしました。
私は11話で歩夢ちゃんに心底感情移入したので、歩夢ちゃんの気持ちが突き刺さって胸が痛い。辛い。
だから侑ちゃんには、同好会の皆には、歩夢ちゃんの気持ちを否定しないで欲しい。誰かの特別で居たい気持ちって、誰にでもあると思うから。歩夢ちゃんの気持ちを肯定した上で、良いエンディングを提示して欲しいと切に願っています。